仙台支店の同期からの「東北に来てチョ」との呼びかけに応えての同期旅行で、会津に行ってきました。風評被害に苦しむ取引先の温泉旅館に泊まって、多少なりとも支援しようというのが主旨です。

久しぶりに通った東北道は、白河以北はそこここに補修の跡があり、それでも取りきれない段差が数多く残っていました。

会津に着いて、まずは喜多方に行き本場喜多方ラーメンを食します。坂内食堂という有名店に行ったところ行列が出来てました。20分ほど待って食べたラーメンはあっさり系スープでおいし～。

続いて、白虎隊ゆかりの地、飯盛山を訪ねました。ここでは売店のおばさんとしばし話をしましたが、例年であれば来てくれる修学旅行生がさっぱりで、人出は例年の1～2割とのことでした。

1日目の観光を終えて旅館につくと、浜通りの楢葉町からの避難者が250名ほど宿泊されているとのこと、ご苦労が偲ばれます。

一風呂浴びて、同期４人で宴会しましたが、よくぞここまで飲んだというくらい浴びました。生9杯、瓶ビール6本、お銚子20本、持ち込みの焼酎４合瓶３本etc・・・。少しでも旅館にお金が落ちればという思いで無理して飲んだんですよ、ホントですよ。

今朝は、朝食を摂って旅館で解散し、私は猪苗代湖畔へ直行。若干残るアルコールを振り絞りつつ、20㎞ジョグしました。昨年も猪苗代には来たんですが、景色は同じなのにすっかり変わってしまった状況を思うと心が痛みます。昼に食べた天ぷら蕎麦の天ぷらが地元産の山菜ではなくかき揚げになっていたのを見て、こんな処にも影響があることに改めて気がつきました。

原発から100㎞離れた会津でも、深刻な風評被害が出ていることが実感できる旅でした。どうか機会があれば是非東北を訪ねてください。