今シーズン初戦のフルマラソン。

満を持して臨むが、嬉しさ半分悔しさ半分のレースだった。

28キロの登りを歩く、というのは最初から決めていたし、15キロまでの5:50ペース、それから30キロ過ぎまでの5:40ペースもほぼ計画通りに進んで、あと8キロ地点ではさらにペースアップもできるか、と思った直後の急転直下。

強烈な向かい風と緩い上り坂の3キロで、あっという間に消耗してしまい、最後の4キロは追い風、下り坂という条件ながら、6:10がせいぜいという体たらく。

最後まで歩かなかったのが意地の示し方といえば格好いいが、改めてフルマラソンの難しさを突きつけられた。

自己ベストは7分更新したものの、「まだまだである。」というだれかさんの決まり文句がぴたりはまる今回のレースだった。