まさかというもう一つの坂
事故後、夜7時事故にあった娘と孫が病院での検査治療を終え帰って来た。幸い二人とも大怪我にはならず、これから先一週間ぐらい安静にしていてくださいとのこと。
日曜日のフライト(北京への引っ越し)は、念のためやめた方がいいとの事で、娘と孫二人との別れは少し先になったようだ。
今朝も事故にあった孫を昨日の事故現場を通りながら学校まで、
命の大切さを話しあった。
孫は「大人になったら車を運転しようと思っていたけど、昨日の事故で車の運転はしない」と言い出した。
事故直後顔面を前席に打ち付けその痛みも驚きもあり大泣きしていたのでそう思ったのかもしれないが、田舎では車がなかったらこうやって学校まで行けないし、買い物、遊びに行くことも出来ないと車の便利さを教えた。更に大事なのは車でなくそれを運転する人の心持だとも教えた。
何も言わなかったけど後部座席でシートベルトをしていた。
津波で亡くなったラン友がよく言ってた。
「人生にはまさかという坂があるんだよなマラソンと同じだよな」コースの知らないレースに出た時(ニ本松の東和ロードハーフ)やっと坂を上り終えたと思ったのにカーブを曲がったらまた上り坂が待っていた。
その時もそんな事言ってたよな。
今の孫にそんな話をしてもわかってもらえるかわからないけど、残り少ない日あと何日一緒に居られるかわからないけど、爺として孫に話しておきたい。
そんな話を今朝は一緒に走ったかずくんと話す。
今日は1ヶ月ぶりに二人でジムに行く予定