折り返し地点のコーンは先頭に赤いライトが点滅していて、遠くからでも確認できる。赤いライトを目印に走り、今度はスタート地点（中継点）の照明を目指す。中継点から下流の折り返し点も同じ500mとのことだが、何故か遠くに感じる。下流で折り返すと、再び中継点の照明をめがけてひたすら走る。暗闇の中を各人が手に持った懐中電灯(LED)と、各チーム毎に工夫して身につけた「光るオモチャ」の灯りだけが動き、不思議な雰囲気だった。

　赤い点滅ライトまでが段々遠く感じられるようになり、誰かがコーンの位置をずらしているのではないかと疑いたくなる程だった(^^;)4:30/kmくらいだったペースもだんだん遅くなり4:50/kmとなり、2時台でついに5分を超えた。ここで徒歩で往復15分くらいかかるコンビニまでトイレを借りに行くことにした。二人待ちの後トイレを使わせて頂き、し「白バラ牛乳」を買って飲みながら帰る。

ウォーキング効果か、白バラ牛乳効果か、次のペースは4:50台に回復。持参した寝袋の上に横たわって身体を休めるが、汗でたちまち背中部分がベトベトになり、眠ることは出来ない。３時台に気が付くと、自分の順番近くになっていた。知らないうちに眠っていた様だ。どうやらこの時間は大勢眠っていて、次の走者が居らず、一人で３往復もして下さった方が居たと後から聞いて、大変感謝。0%台が続いていた電池残量も100%になっていた。

　４時台のペースは4:32/kmに回復、回りが少し明るくなり始め、普段起きる時刻にも近いので、眠くはなかった。５時台はすっかり明るく、ヘッドライトを付けづに快適ラン。６時台は、たぶん最後の走順だろうと思ったのと、真後ろから追いかけてくるランナーが居て、抜かれまいと必死で走った。中継点直前で抜かれたが4:22と、２番目に速いペースが出せた。最終走者をゴールちょと前の地点で迎え、チーム全員で手をつないでゴール。長い１２時間走が終わった。

　チームの人数に合わせて焼きソバ・ソーセージ等の配給があり、各チームで打ち上げ。大会中の１２時間はアルコール禁止だが、打ち上げ時には缶ビール１本が付いている♪家の用事で車を運転する予定あり、残念ながら私はＯＳ－１で乾杯。帰りの電車でも眠気なく、元気なつもりが、帰ってシャワー後に強烈な睡魔ちゃんがやってきて仮眠した。夕食時、打ち上げ分＋α＋βビールを頂き、また硬い床の上で眠ってしまった。１２時間リレーマラソン、やはりハードだ！24km連続で走るのに比べて、はるかに疲れる。アキレス腱～ふくらはぎに痛みあり。腰も痛い（硬い床で寝たせいか？）