三日目 後半戦 小諸→旧三箇小学校
いよいよ後半戦。とりあえず半分は通過した。
朝はぎりぎりまで寝て予定は3時出発だったが4:30にホテル出発。
スタッフさんに見送られて一人で出る。
最初のコンビニで飲み物を買ったあとキャサリンさんたち二人に出会うが先に進む。朝早いので体が温まるまで動いていたかった。
この辺は一昨年の記憶がある。大体道なりなのもあるが変わり映えなくちょっと飽きる道でもある。CP14 270.4km 上田城址入り口もなんなく通過、国道18号から14号への分岐も問題なく進むも他のランナーの影も形もない。やっぱり皆一時間以上前に出発しているのだろう。
ただ後半はハーフのランナーが11時に小諸スタートで後ろからやってくる。いつ追いつかれるのか？？ちょっとドキドキしながらも先に進む。あまり暑くなく快適に走れる。
CP15 篠ノ井橋北詰 294.1km地点で忠さんに追いつかれる。忠さんは後から出てきたらしいが、スタッフにせかされた模様。いつもより皆早く出たそうだ。もうすぐ善光寺というところの信号機でハーフのトップランナーに抜かされる。CP16 善光寺 307.2km 15:59。本堂まで行って参拝して折り返すとハーフ二番手たかけんさんがやってきた。
二人がダントツっぽい。ハーフ後続はしばらく見かけなかった。左側の歩道をずっと進めば柳原北からの分岐も難なく進める。315km通過。少し暗くなりかけてくる。ヘッデンとハンディライトも準備。
いよいよCP17 浅野交差点 322.7kmに差し掛かる。柳原北のあと芹沢監督に会ったのでしばらく並走していた。一つ山を越えるのだが夜間推奨のバイパスは一昨年行ったので、今回は芹沢監督と一緒に旧道を超えることにした。旧道への道がいまいち一人では分からなかったが何度も川の道を完走している芹沢監督に案内してもらいながら旧道へ入っていった。夜で景色は見えないけれど川沿いで時々電車が通るのが見えるのがいい。途中でハーフに参加のウルプロの新澤さんに抜かされた。
他のランナーは来なかったのでバイパスを使ったのかもしれない。少し長く感じたけれど確かにバイパスよりは高低差はない。五位野でバイパスと合流。飯山駅に向かう。監督と別れて先に進み飯山駅で仮眠する。0時までなら駅の中に入れる。トイレ前にテーブルと椅子があり、Kさんとワラーチ仲間のK子さんと会い、三人で仮眠した。
0時で駅員さんの見回りが来て駅から追い出される。扉を閉めて鍵がかけられる。山間部へ入る手前の道の駅花の駅千曲川でしっかりトイレに寄る。この後多分、山を越えるまでない。
最難関の飯山超えが始まる。二年前も寒さと眠さでひどかったが今回も眠気に何度も襲われた。
寒さもあってエマージェンシーシートを使ってみたが薄いのに確かにあったかい。ホッカイロも持っていたが使わずにすんだ。そういう意味では寒さよりも眠気のほうが辛くてしまいには三人でしりとりを始めたがこれがなかなか効を奏した♪
真夜中の登りではペースははかどらないものの止まらずにピークを超えて朝を迎えることができた。山を下りる直前でちょっとコースを外れるがJRの駅でトイレを借りることが出来た。ちょうど始発前で駅員さんが出勤するタイミングだった。（でも多分24時間使えると思われる）
明るくなってまたランナーがばらけた。KさんK子さんとは離れたが別のランナー達と会うことも多くなった。ハーフ選手もいる。山をおりかけの頃道の駅（道の駅さかえのちょっと手前）できのこ汁とごはんをいただく。朝ごはんかわり。美味しい～！
ごはんと朝日で体が温まり夜よりはペースが上がる。あんまり暑くなければそれほどペースダウンせずに次のエイド旧三箇小学校まで行けるはず。あと10kmほどだ。
370km地点を過ぎて千曲川から信濃川に変わる地点の橋を渡る。父の実家である津南町に入る。
いつもはフルに参加のぱたおさんに会う。今回は分け合ってハーフ参加。いつものミニーちゃんスタイル。このあたり雪が残っている。旧三箇小へ向かう横道に入る。前半を試走した時に知り合ったWさんが坂を下ってきた。もう休憩が終わって折り返してきたのだ。軽くエール交換する。
エイドまでの坂がきついけれど登り切ればシャワーと仮眠ができる～！！懐かしい二年ぶりの旧三箇小学校に着く。5/4 11:00着（関門は14:00） 道中はともかく最終的な到着タイムは予定通りになりびっくり。
910のログは前半の５３ｋｍまでで後半は充電を失念していて取れず。
四日目に続く。