翌朝も深いガスが立ち込め展望は皆無。広河原14時30分のバスに間に合わないと奈良田まで林道を17km歩くことになるので、5時30分スタート。しかしコンディションは昨日とあまり変わらず。3000mの標高ということもあり空気も希薄で息切れとの戦い。間ノ岳も北岳も視界はゼロ。それでも稜線に咲き乱れる高山植物や雷鳥に癒されながら頑張る。最後の北岳〜広河原の標高差1700mの急降下も何とか足が持ってくれ無事13時30分に広河原に下山。
2日間の行程は25kmほど獲得標高はosoraku3100mほど。今回ガーミンの上昇計測がうまく作動せず途中から止まってしまうことも。
7月7〜8日 南アルプス白峰三山縦走。過去に3回縦走しているが最終は20年ほど前。広河原から入るか奈良田から入るか迷ったが、今回は敢えてきつい方の奈良田から入ることに。広河原の標高は1500mに対して奈良田は800m。標高3000mの農鳥岳までの高低差は2200m。
テントを設営する農鳥小屋はこの時期水が確保できるか不透明なので,
行動中の飲料を含め3リットルほどを背負うことに。ザックの重さは16kgほどになってしまう。
奈良田をスタートしたのは7時前。標高1700mの大門沢小屋までは順調に行ったのだが、その後の厳しい登りでは体調が悪くなり、何度も立ち止まってしまう。何とか稜線まで上がるとと雨も降り出し更にテンションダウン。農鳥岳山頂には 15時30分到着。視界はゼロ。山荘に下る手前の西農鳥岳で一気にガスが晴れ、間ノ岳や北岳が姿を表す。農鳥小屋には17時到着。今はもう引退してしまった親父さんだったら「何時だと思っているんだ!」と怒鳴られているところ。今回は優しいお姉さんが「18時前には入ってくださいね」と。今日は宿泊者はゼロ。テント泊は自分だけ。疲れ切ってしまっていたので缶ビール1本で撃沈。
久々の早朝ラン。
朝は気持ちがいい。
暑いけど...
+
午後もうすこし走りたくなったので、30度超えのなか午後ランに。
さすがに途中信号待ちなどで日陰休憩しながら夜ランのコースを
10km。
もうすこし無理をしたらきっと熱中症になるんだろうなと感じた。
今日は73歳の誕生日、子供の頃は兄弟3人の中で1番身体が弱く家族旅行では度々お留守番をさせられたこともあった。
たまに旅行に一緒に行くと熱を出したり、咳が止まらなかったり、お腹を壊したり、兄や姉に比べると体力がなかった。
でもそんな僕も中学生になりバスケットボールに夢中になり、高校、社会人と続けていたおかげで身体も元気になり、56歳から始めたランニング生活で時々怪我や故障はするものの同級生の中では多分1番体力があり元気だと思う。
ここ数年での体力低下は少し寂しいけど、まだ何年かは走れるのではないかと思っている。でも正直一日休んだら次の日から走れなくなるのではないか、走る気力がなくなるんじゃないかと思う時もある。
今朝も誕生日だから長く走るぞと、山コースへ向かったが、坂道を走るのが辛く400m走って100m歩くを7キロまで、8キロからの下り坂から連続して走る事が出来たが、結局長い距離を走る事が出来なかった。