ドクターごとうの熱血ランニング

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もう一つの東京マラソン雑記

珍しく雨の心配のない東京マラソン。多くの人が新宿に向かう中、新宿・高田馬場駅から日比谷へと向かう。電車は意外とすいており、東京マラソンのスタッフジャンパーの方たちもチラホラ見える。

日比谷公園は10Kゴール地点ということもあり、スタッフの方たちが忙しそうに働いている。僕たち日医ジョガーズの集合場所である日比谷公会堂に着くと1階にモバイル隊(AEDを持って自転車移動する部隊)が大集結。こちらも気が引き締まる。

2階に上がるとジョガーズの先生方が着替えの真っ最中。赤い「医師」ビブスに与えられたスタート順のゼッケンをつけていく。僕は1番。昨日の説明会に続き、内容確認、顔合わせ、さらには全体の写真撮影を終えると全員待機状態。暖房の入った講堂内で全員リラックス。きれいなトイレもポイントが高い。

新宿でスタートの号砲が鳴り響いた頃、こちらはリラックスの真っ最中。しかし、車椅子の先頭集団が来る頃から全員スタンバイモードへ。中でも時差スタートの一番手の僕はジョギングをしながら体を温める。

いよいよ先頭集団の黒人、日本人招待選手、さらには女子の先頭集団が行くといよいよ僕のスタート・・・って周り速いだろ!

最初はとにかく邪魔をしないように、スピードを落としてランナーのいないゾーンを走る。横を見ながら、後ろを振り向きながらキロ6分のペースを守る。ただ、少し油断すると速くなってしまう。

品川の給水所、ハリーさん、きょんこさん・・・って分かる訳がない!給水所にこんなに人数がいるのか!すっかり諦めて北上しているとRoryさんに遭遇。初対面にもかかわらず、響く低音で声をかけてくれた。想像していたとおりの方でデジャブのよう。

その後も横向き、後ろ向き、さらにはバックステップで走行。右手には救護用のOS-1。銀座は思ったより道路が狭く感じる。浅草に向かう頃には気温も上昇。雷門が見えた瞬間「これが東京マラソンかぁ」と痛感。

30K過ぎる頃には歩く人も増えてくるが、基本的にサブフォーランナーレベル。大事には至っていない。

35K近く、あとは坂をいくつか上り下りするなぁと思った瞬間、travel-dbののぼりが!基本的に人を走っていないゾーンを走行しなければならないので、歩道とは反対側にいたが、一瞬見た応援者の中心にskyblueさん。神奈川マラソンで見た鮮烈な横顔、間違いない!とにかくがんばって手を振ってみる!

ゴールまでの道のり、みんなに声をかけながら前へ進む。さすがに僕に抜かれるランナーも出てきた。「楽しもう!」と叫びながらゆっくり走行。

ゴール間近の最後の直線。左手のブースに宮根さんが見える。そんなわき見をしていると場内アナウンスで「お医者さんが帰ってきました!」と放送される。どこで誰が見てアナウンスしているかどうか分からないので淡々とゴール地点に。

実はまだ任務終了ではない。ゴールから完走メダルなどもらうゾーン、さらには荷物置き場まで監視。ゆっくりみんなを見ながらようやく任務完了。飲料とタオルだけはもらってよいとの許可があったのでその二つを手に取り控え室へ。

日医ジョガーズの代表が迎えてくれて「先生、本当に良いペースで走ってくれました」と。そりゃそうです。平均キロ6分01秒ですから。さすがガーミン。

ちなみに相当自慢したので、今週あたりには妻がガーミンオーナーになるかな。

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