今シーズン初めてとなるフルマラソン。

6回目のフルマラソンも、これまでと同様PB更新を狙いに行った。

レースの作戦は次の通り。

①折からの西南の風が強いため、最初の13kmは完全に向かい風。ここはあまり飛ばさずに辛抱。14kmの洲崎から23kmにかけての平砂浦は追い風でフラット。ここは気持ちよく飛ばす。23kmから33kmの山道はアップダウンがきついので辛抱してペース維持。33kmからゴールまでは追い風なので、ペースアップしてゴールイン！

→これについては、33kmまではほぼ想定通りのレース展開ができた。31kmの急坂もキロ6までタイムは落ちたが、歩かず走り通せた。33kmからペースを上げにかかったが、あげることができたのはたった1kmで、後は疲労から緩い坂道でペースダウン、平地も5:20前後を維持するのがやっとだった。それでも、結果としては全般を通じてほぼイーブンペース、前半より後半の方が若干タイムはいいので、まずまず思い通りのレース運びだったと言える。

②補給は、今回水分以外は極力取らないでいく。

→一応ジェルやアミノ酸を携行していたが、使わなかった。各エイドでの補給食も今回は一切手を付けなかった。エイドのスポドリと水、塩だけでフルを走り切ったのは今回が初めて。このあたり、今回はシリアスランナーに少し近づけたかな、という感じがする。

気温が15℃以上と高く、特に33kmからゴールにかけては追い風のため暑くなって、エイドでスポドリと水を1杯ずつ飲んだだけでは足りない感じがした。足が止まりかけたのも、それが原因である可能性が高い。発汗と補給水の量の関係をもう少しはっきりさせるのが今後の課題。

③シューズは、フルでの初めての試みとして厚底シューズは使わず、匠renを使用。

→この1年のフォーム改善(踵着地から足裏全体着地）の成果を受けて、軽いシューズで走ってみたが、特に問題は生じなかった。ただ、右足の紐締めが少し緩く、35km過ぎで親指の先が急に痛くなった。それまでは全く問題なかったのに、レース終盤はやはり足がむくんだりする影響が出るのかもしれない。紐締めは簡単なようでいてなかなか難しい。

ほぼ想定通りのレース運びができたので、タイムは狙い通り3:50を切ることができた。

今回、かなりの区間を5:15で走ることができているので、次回レースはこのペースが平均になるように持っていきたい。