「やっと会えたね、名古屋城」だった日
★ほぐしジョグ@名古屋城:
朝起きると、外は雪(--;)。でも、「ぜったい、名古屋城を見なくちゃ!」の思いから、外に飛び出す。というのも、昨日、ゴール後、完走賞のティファニーのネックレスをもらうため並んでいると、「名古屋城が見えたら、ちょっと楽になった」という声がどこからともなく聞こえてきて、「えっ!? 名古屋城? 私、見てないけど・・・」。
なんと、「クィーン・オブ・地図読めない女」である私の本領発揮。あとからコース図を確認したら、約25km~35km区間では、名古屋城がちらちら見えてたはずなのに、私はいっさい気づいていなかったのだ。だって、その区間は私自身、最高に苦しい局面を迎えていて、懸命にレースに集中していたんだもん。周りに気を配る余裕なんて、ゼロ・・・。と言い訳してみる(^^;)。
ということで、一夜明けた今日、リベンジラン。じゃっかん迷いながら、ホテルから2㎞弱走って名城公園に到着。雪化粧の庭木の向こうにそびえたつ天守閣を見上げてニンマリ。実は「お城好き」の私。オリーブグリーンの屋根に金ピカにひかる鯱鉾を確認して、「やっと会えたね!」
それにしても、このお姿、絶対にレース中に見た記憶なし。それだけ集中していたのだ!? ってことで、忘れないうちに11日のレースを以下に振り返り。
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★名古屋ウィメンズ: 3時間22分10秒で完走。
5km 23:08
10km 46:11 22:53
15km 1:10:03 23:52
20km 1:34:01 23:58
Half 1:39:10
25km 1:57:56 23:55
30km 2:22:14 24:18
35km 2:47:07 24:53
40km 3:11:53 24:46
Full 3:22:10 10:17
「大阪国際(3時間18分20秒)よりもがんばり、できれば15分を切っておきたい」という目標をたててスタートしたものの、スタート直後から呼吸が異常に激しく、辛い。「深呼吸、リラックス」って、何度唱えたことだろう。脚もどんどん重くなり、15㎞通過時点ですでに15分ペースから遅れ出す。
この日は、日差しのあるなしで体感の寒暖差が大きく、向かい風も冷たく感じたけど、給水はしっかり、スペシャルも確実にとることを心がける。でも、私がテーブルに着くころにはすでに残り1本か2本だったため、ストレスなくつかめた(^^;)。
折り返しの多いコースなので、トップ選手や、あるいは後続の多くの女性ランナーたちの姿を励みにして、なんとか気持ちを切らさず、ペース維持を心がけて走り続ける。たぶん20㎞過ぎの交差点で、「きょんこさん、がんばれ」の声。振り返ると、dbのノボリ旗を持った赤いジャケットの男性のお姿。(あとでbalusさんと判明したのですが、応援、とっても力になりました。ありがとうございました!)
30㎞過ぎて、15分切りは絶望的になり、「5㎞25分以内」を目標を下方修正してゴールを目指す。
34kmくらいの激坂でヒーヒーしていたら、反対側のコースから、Nちゃんが声をかけてくれた。産後1年で復帰ランとなった元国際ランナーの笑顔に元気を得て、そこから気持ちペースアップ。前を行くランナーを一人、また一人ととらえ、41㎞地点で無人ながら、すっくと立っているdbのノボリ旗に元気を回復。ドームが見えてからが長かったものの、残り200mでようやくドーム内に入り、ピンクのカーペットを踏みしめてゴール。終わった~。
それにしても、いつものようにゴールラインにおじぎしようと振り返ったとき、脚がもつれて転びそうになった。自分のヘトヘトさに改めて驚いたけど、あとから振り返ってみると、30㎞以降は大阪(60分16秒)を上回る59分56秒で締めくくれたし、残り2.195㎞を10分17秒は、自己ベストで走った2011年別大の10分03秒に次ぐ、セカンドベスト。とりあえず、頑張り切れたのかも、私。
とはいえ、反省すべき点も多数。大阪同様、体調がうまく合わせられず、またレース間隔1カ月少々は、身体も気持ちも戻し切れず、レース準備が圧倒的に不足していた。今シーズンはあともう1本、4月にボストンマラソンを走る予定。完全なファンランにするつもりはないけど、ある意味メモリアルレースなので、故障なく乗り切って楽しんで、今シーズンを締めくくりたい。そして、初挑戦となった大阪、名古屋の国際レースでの経験をしっかり生かして、来シーズンは再び15分切り達成を実現したい。今日、2012年3月11日を、来期に向けての第一歩デーにしようと思う。