今の自分の実力はサブ3.5がいいとこだと分かっているのに最初から突っ込んでしまう。しかも、最近体重が増加しだしており、今回はカーボローディングはおろか、朝食さえ、炭水化物を採らなかった。さらに天気が良くて最高気温は２０度を超えており、コンディションは良くない。９月の肋骨骨折のブランクを取り戻そうと焦っているらしい。

最初から苦しく、またお腹が空いて、途中のエイドまで我慢できずに路上の係員の方から塩チャージタブレットを５個ぐらいむしり取って貪る。エイドではバナナを中心に補食。ああ、朝ちゃんと食べてくれば良かった。

さらに悪いことに右足の土踏まずに水膨れができて痛い。シューズを自分で修繕したために足との間に干渉が生じてしまったらしい。

こんな調子では長く持つわけなく、見事なポジティブスプリットとなり、３５キロ地点ではさらに肋骨と股関節が痛み出し、いよいよどうしようもなくなり歩く。相変わらず途中棄権の仕方が分からないし、あっそういえばゴール地点で高橋尚子さんとハイタッチできるんだったと思い直した。歩いてもサブ4は行けるだけの時間がある。作戦変更して、走ったり歩いたりを繰り返し、最後だけQちゃんとハイタッチするため、なけなしの力を振り絞って走りました。右手でタッチしたかったので、コースを変えてQちゃんとタッチしたら「あら、まんちゃんもったいないよー」と言われた。さすがに金メダリストの感覚か？

まだシーズン始まったばかり。神戸はサブ3.5目標からやり直し。