裸足ランニングクラブ 練習体験会&裸足ラン懇親会
東京で定期的に開催されている「裸足ランニングクラブ 練習」の体験会に参加。会場の大阪城公園に向かう頃から冷たい雨が振り始め、先行きが不安だった。
受講者はビブラム歴5ヶ月の男性と、当ブログから、ななみ父さん、WAKAさん、私の計4名。
動き作り・脚作りのドリルでは、これまでは、着地時間を短くするのを意識するあまり、水平方向に前に飛ぼうとしていたが、放物線を描くように真上に飛ぶイメージを教えられて、段差を使ったジャンプの感覚がちょっと解った気がした。その後の石段連続ジャンプでは、自分の中では滑らかに行けた感じがした。「踵はたき」では、はたき役をすべて吉野講師がして下さって、恐縮。
ドリルが終わる頃になると、雨も止み、日差しも見えてきた。公園内を土のあるところに移動。裸足になり、練習開始。地面にウレタンフォームの板を梯子状に並べ、板を踏まないように走る。眼で見て、板を踏まないよう咄嗟にステップを計算して、素速く走るのが目的。板を踏むと電気が流れてショックを受けるくらいのつもりと言われたものの、何度も「踏んでますよ~」と講師から指摘された。
二人ペアになって、タオルやウエアを前の人の腰骨に回し、後ろの人が少し負荷をかけながらしばらく走ってから、タオル/ウエアを開放して、前の人が重力に引かれて進んでいく感覚を体験下した後、いよいよ「インターバル」となった。
これまでのドリル・練習を活かし、息の切れない(有酸素運動の)範囲で、「ラクに速く」走れるペースで、行けるところまで走るというもの。その場足踏みを10回した後走りはじめる。「鼻呼吸ができる範囲」と言われていたが、だんだんと呼吸が速くなり苦しくなった時点で終了。これを5本行った。
練習会終了後の懇親会にはtravel-dbの3名と、吉野講師の4名が参加し、まるでミニオフ会のような雰囲気になった。インターバル時の走りについて、ななみ父さんから「ピッチは200以上、ペースは㌔3分台だったに違いない」という指摘があった。帰ってFootPodのデータを見てみると、ピッチが230程度、ペースは㌔3分だった。受講者4名が、ほぼ同じくらいのピッチとペースで走っていた。
インターバルは、鼻呼吸が出来るくらいのペースで走れるところまで「ラクに速く」走るのが肝要で、距離がだんだん伸びていけば、長距離をラクに速く走れるようになっていくものだそうで、トップ選手でも、意外にラクに走っているとのこと。これまでインターバルと言えば、なんとなく「苦しいもの」という意識があり、敬遠していたが、目からウロコの感じがした。