第二回飛騨高山ウルトラマラソン~その②
◆丹生川支所~二度目の丹生川支所
※にゅうかわと読むそうだ。読めない‥
エイドについてみたらしだんごを食す。
いわゆる蜜のかかった団子と違って、
醤油をつけて焼いてある。
ほどほどにしょっぱくてアンパンばかり
食べていた口に実にあう♪
トマトシャーベットは見つけられず。
まあもう一回りしてきた後に食べようと決め、
エイドを後にする。
エイドを後にした直後に、荷物をデ
ポしてあった事を思い出す‥。
なるほど、道理で前後のランナーが建物に
入っていったわけだ。
てっきり、そこそこな規模の連れシ○ンかと思っていた。
(そんなわけないのだが)
でも、ボクが入れておいたのは保険代わりの
ジェルだけだったし、手持ちのジェル(2つ)も
未使用であったから、それほどのダメージはない。
しかし、それとは別に、カラダのダメージは
ここら辺りから顕著となる。
日も上がり気温が上昇。おまけに前半のような
山間部を走るのではないので、
木陰がない。かなり暑くなってきた(-。-;)。
緩やかな登りが続き、ペースも落ちてきたかな。
ここらあたりになると、見える範囲のランナーは
顔ぶれが限られてくる。
力強く坂道を登って行く人もいれば、登
りは歩きを混ぜて、下りを飛ばす人もいたり様々。
ボクも登りは走り(ほぼ歩きと同じ速度)、
下りは重力に従い走る(でも脚痛い)。
この周回部分が今回最も厳しい道のりだった。
※ちなみに暑くなるにつれ、水分の不足が
懸念され始めたので、各エイド2~3杯の水分を
取るように心掛けた。
二度目の丹生川支所手前、80K地点くらいで正
午の時報を聞く。
あと20K。上手くいけば2時前にはゴールできるか?
であれば8時間台も夢じゃないかも~
と希望を抱く。
しかし、この時、自分が5:00スタートではなく
4:45スタートであることは全然忘れていた。
おまけに、ここまでの疲労はないものとして
計算していたが、そこそこ疲れている‥。
二度目の丹生川支所に到着。後続ランナーと合流。
一気に活気が増した。
◆ 丹生川支所~ゴール
先ほどゲットできなかった焼きそばを食す。
そして待望のトマトシャーベット。
と思ったら、シャーベット前に列が出来てる。
そっか、ランナー増えたから。
この時点で8時間台に帰れる可能性があると
勘違いしていたので、食べずにスルーしようかとも
思ったのだが、特産物全制覇が今回の目標でもあったので、
結局並ぶことに。
結果、並んで正解。冷たくておいしい。
冷たいからトマト特有の青臭さもないし、
今回のベスト3に入るな。
ちなみにベスト3とは
① りんごトマトジュース
② みたらし団子
③ トマトシャーベット
でした(個人評)
ここからゴールまでは、20Kもない。
シャーベットの列に並んでいたので、
これまで前後していたランナーさんたちは
先に行ってしまった‥。
おまけに、自分自身、平地でも大分苦しくなってきた。
そして最後の登り(千光寺ってところかな?)。
前日の説明会では”最後にこれかっと笑ってしまう”と
言っていた。
別に笑いはしなかったが、あっさり歩いた。
こんなえげつないところで
頑張って走っても、(少なくとも自分は)
ロクなことがないと思われたので。
しかし走って登るツワモノもいたりして、
やっぱ、あ~ならなきゃ速くなれないな~と思ったりする。
そして、ようやく頂上の神社着。
意外にも他のランナーさんがたむろしていたりして、
”やっぱ、みんな苦しいのか~”と
今さらながら感慨にふける。
ここまできたら、残りは下りとフラット。
距離も10Kないか。
90K地点まで来たときに時計を見たら、
やがて8時間台も終わり‥。
前半のピチピチ状態と違い、すっかりペースが
落ちていたことに改めて気づく。
歩きも入ったし‥。
それでも、がんばれば9:30は切れるかな?GO~
下りは快調に飛ばしたいところだが、
アキレス腱および脚全体が痛くて思うように走れない。
下って最後の平地へ。あと5Kくらいかな?
心拍も上がって苦しいが、
あと少しだから頑張ろう、と少しだけ思ってみるもダメ。
ゴール前には、再び温かな声援が。
派手なアナウンスを聞きながらゴール。
9:18
初めてのウルトラ、アップダウンの激しいコース、
それなりの暑さ。
これらの条件を考えれば、まあ合格点なのでは?
ゴール後、市長さんの暖かすぎる?お祝いの言葉。
ありがたいんですが、オレ、早く座りたい^^;。
座って、チップ外してもらって、着替えて、
おもてなしのソーメンときゅうりの一本漬を
食べていたら、シャトルバスの案内アナウンスが。
感慨に浸る暇もなく、シャトルバスに飛び乗り、
これまた都合よく電車も来たので、8時には
静岡に到着。
レース雑感へ続く