中年は皇居を目指す(1)
日曜日雨の予報のため、土曜日の皇居ランに変更したが、アートスポーツ(本店)にも寄りたい。店の営業時間が20時までなので、先に店に行かないといけないし、その後ホテルに帰ってからランに出ると遅くなるし…と悩んだ結果、ランニングの格好でアートスポーツに寄り、その後ランニングでホテルに帰ることにした。ランニングタイツ+トランクスで電車に乗るのはちょっと抵抗があったので、上はTシャツで、ランニングタイツ+トランクの上からジーパンをはき、空のハイドレーッションパックをいれたバックパックを背負って出かけた。
アートスポーツ本店では入荷したばかりのヴィブラム・ファイブフィンガーズの「スピード」が置いてあり、即日購入も可能とのこと。木曜日に電話で聞いた時は入荷は翌週になりそうとのことだったので感激した。足の長さを測った後試着させてもらいサイズ40を購入。足を入れる部分が普通のシューズに近いので、履きやすかった。
「ビキラ」も見せて頂いた。ベルクロ・ストラップにFootPodが装着可能なことがわかったが、試着しようとすると自分の足の甲が高いためか足が入らず、断念した。
「スピード」をバックパックに入れ、デパート内のトイレでジーパンを脱いでこれもバックパックに入れ、ポカリ+水をハイドレーションパックに入れてラン開始した。靴はフリー3.0で、初の10km超えとなる。18:24ラン開始。まもなく秋葉原に入る。歩道に人があふれており、仕方かないので一部車道を走る。手元の地図と交差点標識が頼りだが、暗くなってきたのと眼が悪いのとで、交差点名がよく読めない。それでもなんとか予定のコースで皇居に近づき、大手前に辿りついた。「途中」から入ったのですぐに一周に近づき、警視庁らしいビルが見える頃には下りになってペースも上がった。
桜田門からはひたすら国道一号線を走る。ビルの間から見える東京タワーが美しかった。「足が地面につく前に足を上げる」というのを意識するとピッチが上がった。足を上げているという意識(特に太腿を上げているという意識)が無くなり、膝から下とか足首だけが動いている感じがした。
ホテル方向に曲がるところで行き過ぎで「逆走」、その後も暗いためホテルの場所が解りにくく、迷走した(GARMINは早めにストップ)。
Free3.0にあまり慣れていないうちから10km以上というのは少し無謀だったかもしれないが、皇居デビューも出来たし、「足がつく前に足を上げる」というのが、こんなことなのかな?という感触が少しつかめた気がして満足。