迷走付き桂川~淀川マラニック35km
靴: ビブラムKSO
電池消費: 100%→18%
ミカンさんのブログから、多摩リバーランならぬ淀リバーランがしてみたいと思い立っていたものを、実行してみることにした。駅伝中継が終了してからでは遅くなるので早めに…と思いながら結局家を出るのが8区~9区の頃になった。
コースはネットで見つけた「淀川自転車道-木津川嵐山自転車道」の地図を印刷したものを参考にすることにした。阪急桂駅前出発が12:14。手持ちの地図では、縮尺の関係で細かな道は解らず。駅の東側という見当で走り始める。桂川街道という大きな道にぶつかり、桂川があると思う方向に曲がる。時々携帯電話のGPS地図で現在位置を確認しながら進むが、なかなか思うようにいかない。通行人に尋ねると、自分が思っている方向とは逆の方向を示してくれた。携帯電話地図の南北を勘違いしていたのかもしれない。(最初に道を尋ねるべきだった^^)
迷走後ようやく桂川到着。自転車道路も無事見つかり、ランニング開始。サイクリングロードだけあって、ロードバイクが多く、ランナーは極少数。遠くに橋が見えてくると、それを目標に走り、新幹線、国道171号、名神高速等を、地図の上で確認していく。
地図の上で一箇所自転車道が大きく東側に迂回している場所があり、それらしい橋に到着した。
迂回先が良く見えず、直進方向にも道はあるので、直進してみた。工場が並んだ様な寂しい場所になり、道路が途中から砂利舗装に変わった。しばらく行くと「この先行き止まり」の標識があった。路肩に時々車が停まっており、歩行者なら通れるのかもしれないと思って、しばらく進んでみることにした。砂利が痛いので、なるべく路肩の草の上を走った。左手に小さめの川があり、対岸の土手上を自転車が走っているのが見えた。そこが本来の自転車道の様だ。途中に橋の様なものはなく渡れない。進んでいくと、本当の行き止まりになった。「土手」がそこで途切れており、歩行者も先には行けない。仕方が無いので引き返すことにした。
元の橋(久我橋)まで戻り、東に進み川を渡って自転車道に復帰。また南へと進む。遠くにアーチ型の大きな橋が見える。あれが淀川方向に曲がる国道478号線か?橋に到達して渡ってみるが、近くでみると道幅もそれ程広くなく、名神高速のジャンクションらしき構造はない。また間違い(^^;)で、引き返す。携帯電話GPSで確認すると、まだ京都競馬場にも達してないことが解った。前方に橋もなにも見えない道をひたすら走る。
ようやく橋が見えてくる。この頃から両膝がなんとなく痛くなってきた。二階建て構造だし、今度は間違いなさそう。「天王山大橋」というのが名前らしい。道なりに進む。新幹線を越えて国道171号に出たところでコンビニ休憩。出発しようとして、背負ったザックの背中部分に入れたe3グリップを取ろうとした際、片方落としてしまった。傍に居た男性が拾って下さったが、「西に行くのですか」等と話しかけられた。淀川の河川敷に沿って走るつもりと答えると、道を教えてもらえた。「後から併走します」とも。
走っていると、その男性が自転車で追いついてきた。普通の服装だったので、てっきり自動車かと思ったが、ご夫婦で自転車に乗っている様子だった。後1.5km位で、左に入る砂利道のようなところがあるとのこと。また、枚方大橋は渡った方が良い、そうしないと自転車道が途切れているとも言われた。
お礼を言って分かれた後、指示通りに進む。大阪府に入り、しばらくして「淀川」の標識があり、ここまで25km位だった。淀川の土手沿いに進むが、すぐに道が砂利舗装になった。膝の痛みが増すように感じたので、しばらく路肩の草の部分を走った後、河川敷の路に降りることにした。表面が荒れているものの一応はアスファルト舗装なので、膝への負担はやや軽減。しかし、右手は土手、左手はヨシの群生という景気がどこまでも続いていた。唯一、はるか彼方にゴミ処理場の煙突らしいものが見え、それを目標に進んだ。
約30kmで煙突に到達。施設は「高槻市前島クリーンセンター」と判明。高槻ハーフの時は、このあたりが折り返しだったような記憶がある。クリーンセンターを過ぎる頃になると、今度はかすかに観覧車のような物が見えてきた。枚方パークに違いない。距離としては30kmは超えたので、枚方大橋を渡って、京阪枚方公園駅をゴールと決めた。
枚方大橋にようやく到達したが、枚方大橋以降は㌔8分くらいでしか走れなかった。
ルート調べが杜撰だったし、準備不足は否めず、方向音痴の私にとって「迷走」はある程度仕方がないが、今回迷走部分の合計が5km位になるので、同じ35kmならば、迷走なしでもう少し淀川の下流まで脚を伸ばしたかった。スタートを「淀川」の標識付近にしても良かった。河口まで35kmあるらしい。
ビブラムで砂利舗装の上を走ると、膝が痛くなるような気がする。「生駒チャレンジマラソン」の時もそうだった。