コ~ラのへとへと記

今後の予定

自己ベスト

ハセツネ

ハセツネに参加しました。

第20回という(多分)メモリアルな大会です。

自分にとっては負の記憶となってしまいましたが。

◆~スタートまで

小学校体育館でアラジン・フジヤマTRCの皆さんと合流。

ゴロゴロ過ごす

「装備」

ザック‥ウルトラスパイアのサージ

ウェストポーチ‥ウルトラスパイアのセル+シナプス

「ウェア」

シャツ‥フジヤマT

パンツ‥TNF

ハーフタイツ、ゲイター、アームカバー‥c3fit

くつした‥injinjiの五本指ソックス

シューズ‥TNFシングルトラックⅡ

ライト‥ヘッド・ハンドともにジェントス

「補給」

ザックにハイドレ1.5リットルOS1

ウェストポーチに0.5リットルOS1

ジェル‥家にあったshots色々10個とワンセコンド1個を

ソフトフラスク2個にチャンポン

固形食‥ドラックストアで買った雑多な高カロリー食を6個

ハニースティンガーグミ1個

ベスパハイパー5個

◆スタート~第一関門

開会式はスタート時間が迫っていたこともあり、

ぐだぐだな感じに‥

優勝カップ返還は相馬さんがアップに出かけておらず、

招待選手のダコタ・ジョーンズ選手が挨拶をするも、

スタート位置移動の途中で早々にスタートの合図が鳴る。

彼はスタート位置に無事つけたのだろうか?

結果、大会新で優勝したのだから、きっと無事にスタートしたのでしょう。

スタート直後、早速トラブル発生。

ザック+ウェストポーチの組み合わせはウェストポーチのボトル先端が

ザックの底に当たってしまうので、少しずらして装着していた。

そのせいか、走っている途中でフックが外れてしまった。

再度装着しなおすが、ウェストへの締め付けが緩かったせいかもしれないと考え

かなり絞って装着。その後、走りながら頻繁にフックが外れないか確認しながら走ったが

神経は使うし、絞りすぎたウェストポーチは呼吸に良い影響は与えなかったと思われ、

事前に同装備で走ることのなかった準備不足が悔やまれる。

そしてさらにハイドレがっ!

ハイドレはキリアンザックに付属していたものを使用した。

キリアンザックはホースがザック底部から上に伸びてくるつくりとなっている。

対してウルトラスパイアはザック底部から上部に伸び、肩を経由して口元にくる。

当然、必要となるホースの長さが異なるわけで、実際使用してみたら、

ギリギリ口元に来る程度‥。しっかりと固定することは難しく、これも終始気になって

仕方がなかった。やっぱり実際試してみないとわからない。

そんなこんなもありつつ、出だしの展開は去年と同じ。

ただ去年は足首の捻挫があり、序盤から痛みとの戦いだったが、

今年はそれが無い。

そこそこ渋滞につかまり、その後はペースを抑えるよう自分に言い聞かせつつ、

前半を乗り切ろうという考え。

実際、その通りにレースは行われたが‥。

どうも、いつもより息苦しい‥。ウェストポーチもしくはザックの締め付けか?あるいは両方?

これも事前に試しておけばよかった‥。

第一関門の通過は去年よりわずかに早い程度。控えめに言っても“抑え”すぎ。

その割に、疲労も、それなりにある。何故か?思い当たる節はない。

◆第一関門~第二関門

登りの弱い自分としては、とにかく三頭山さえクリアすれば、

精神的に楽になれる。もちろん、その後の御前山、大岳山は

厳然と存在するものの、そこは敢えて無視!

なんとか我慢してペースを落とさず登る。去年よりは良い感じかな♪

その後の下りも3~4人くらいの少人数で、それほど無理のないペース

で進む(進んでいると思っていた)。

しかしカラダ全体に力が入らない。腕にも脚にも言いようのないだるさが

つきまとう。やっぱり特に思い当たることはない。

第二関門に到着。時間を見て愕然!

自分の想定していたタイムより30分以上は遅い‥。

しかも、疲労もかなりたまっているし。

なんでだろ~♪なんでだろ~♪

水分はハイドレが空になったくらい。ボトルはほぼ残っている。

補給はおおよそ予定通り、しかし食欲は大きく減退。

5分ほど休んで月夜見を出る。

◆第二関門~ゴール

第二関門の通過時間を見た後、緊張の糸が切れた。

その後の御前山から大岳山の下りに至るまでの道中は、

へたれそのもの。

失速はなはだしく、疲労の色濃し。ピークを過ぎるたびに

ベンチに腰掛け、固形物を食べながら休む。

とにかく口に入れるすべてが不味く感じる。

食べてもカラダに力が入る気配が無い。

(ベスパだけは効いている感覚があった)

こういう経験は記憶にないな~

あ~、なんでだろ~♪なんでだろ~♪

気落ちすると、何事も消極的になるせいか、

御前山下りのガレ場も、おじいちゃんの山登り張りに

「よっこらせ」と下る。もちろんガンガン抜かれる。

なんとも、情けない思いをした。

途中で「やめようかな~」とも思ったが、

特にやめる程の理由も思いつかない、のでユルユルと先に進む。

大岳山を抜け、いよいよ下り基調となり、走れるパートとなる。

幸いにも、先ほどまでのへたれっぷりが体力温存につながり、

何とか走り続けることが出来た。ペース云々は置いておいてだけれど‥。

日の出山からのトレイルは気持ちよく?重力の惰性にしたがいラン。

そしてゴール12:10

少し気持ち悪かったが、嘔吐することもなく、無事終了。

◆雑感

なんとも“しょっぱい”レースとなってしまった。

レースに参加すれば、そこそこ苦しいものであるのは自明であるが、

今回は体力的というより、精神的に疲れた。

走っている間も、その後も、敗因(ボクにとってはこのレースは自分に負けたレース

だったので)を考えるも、どうにも思い浮かばない。思い浮かばないのを

無理に上げれば、それはすなわち言い訳になるのだけれど。

①UTMBの疲れ?でもおなかPPで失速したから、体力的にはそれほど

消耗していなかったと思う。

②レース前のアプローチ?減量のために食事量を落としたり、近頃

読んだ本に従った過ごし方をしたけれど、それほど影響したかな~?

③補給?携行した補給食はほぼ消化したし、水分摂取も、ひどく悪い

影響を及ぼした感覚はない。それに今回唯一の収穫は、おなかPPに

全く無縁だったこと♪兆候すらなかった。

などと、ぐるぐる思考したが、結局のところ

実力不足!ということになりました。

あ~この事実からは目をつぶりたかった~。

結局、「練習しなければだめだよ~」というご託宣を山の神から

頂いた今回のレースでした。

※余談ですが、レース後、靴下を脱いだら右足中指が赤黒く

変色していました。どこかの木の根っこで、したたか打ち付けた時のものです。

後日病院に行きましたら、骨が欠けている、要は骨折ということ!!

ひどいお土産までいただいてしまいました。

本当ハセツネって恐ろしい所です。

だからこそやりがいがあるのでしょうが‥。

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