IZU TRAIL JOURNY~当日②
IZU TRAIL JOURNY
◆仁科峠~土肥駐車場(第3エイド)
ここからはコースの様子が変わります。
背の低い笹尾根の緩やかな登りと、
木段の下り、そして強風。
これが説明に会った強風!?台風じゃん(゚-゚;)。
幸いなのは、ほぼ横風だったこと。
向かい風だったら、ボクの心はポッキリンコ。
しかしゴーゴーとうるさいこと。
距離も40Kを越え、疲労も表出してきており、
ゴーゴー音で聴覚がバカになったせいか、
ペース配分もあやふやに‥。
要は集中力が切れてきました(´○`; 。
それまでは追いぬく一辺倒だった
レース展開も、登りなどで、後続に
追い抜かれることもしばしば、
気持ちが萎えていた区間です。
そんなこんなで追いつかれたり
追い抜かれたりを繰り返し、
他人にどーのこーのというより、
気力がなえた自分に対し「いかんいかん」と
思い直して、再び集中するよう努めます。
でも木段って登りにくいし、下りにくいし‥
ハイキングだったらすごく気持ちのよい
場所なのでしょうけれど。
時として強風にあおられてササやぶに
突っ込みそうになります。
ロードをしばらく走って土肥駐車場へ。
バナナ2つ(約2/3本)、キットカット
(もらったけど食べず)、
水をボトルに、スポーツドリンク2杯、
コーヒーとかあったみたいだが、
相変わらず胃が痛かったのでパス
◆土肥駐車場~ゴール
相も変わらず強風吹き荒れる中を進みます。
時折、本当に吹き飛びそうなほどの
突風もあったり。
そんな中でも誘導してくださるスタッフさんが
いるんです。このまま一日中誘導を
続けるのかと思うと、ただただ頭が下がります。
多分、戸田峠あたりから、ゴールまでひたすら
下ります。あ~よかった( ゚▽゚)/。
そして、これまたご褒美のような下り。
芝生でふかふかした下り坂。
思わずキャッホ~♪と声が出てしまう。
な~んてことを言いつつも、これが意外と
走りずらい。
脚は疲労して踏ん張りが利かないし、
普段走るトレイルの下りはせりあがった路肩で
ブレーキをかけるのだが、平たい地面で
それもできない。
気持ちよいように見えて実はダメージが
大きかった(>_< )。
しかし、それは自分だけかも。
前に見えていたランナーは、 あっという間に
姿を消していった。登り⇒嫌い、下り⇒下手、
じゃあ、オレって一体??と思いながら
下っていきます。
さらに前日判明した70Kレースが実は
75Kレースだったという事実。
70K地点で”あと5K”という標示板を見ると、
自然気持ちが下がる
「本当は終わりだったのに‥」などと一人で
恨み言を言いつつ下山し、最後のロードへ。
民家も姿を現し始め、家の前や中から、
暖かい声援を受ける。
ほどほどに切れ目なく、暖かい声援を
いただくので、本当は結構苦しくて
ゆるゆる走るか歩きたいのだけれど、
普通を装いお礼を言いつつ、颯爽と
(見えるように)
走り抜けます。そしてゴール\(゚▽゚*)。
ゴールは小さな公園でした。
STYではお会いできなかった(到着が夜だった)
鏑木さんとも お会いでき、いいゴールでした。
さらに続く