のぶたん さんのランブロ

今後の予定

自己ベスト

伊豆トレイルジャーニー

記録をアップしている最中にガーミン故障。

なので手入力。リザルトそのままなので、数字は正確。

前日から当日スタートまでに至る経緯は、同行の湘南さん、MORIちゃん、のびちゃんが書いてくれているので省略。

朝6時スタート、最初のロード4キロは、飛ばした方が渋滞ロスが少ないとわかっていながらも、先も長いし、いつもながらのゆったりペース。

いったんシングルに入るところで10分の渋滞。

その先の山道も、妙にゆるいペースで少しいらいらする。

昨夜、ビールを飲み過ぎたせい(?)でやたらにトイレに行きたくなり、9.1km宝蔵院でトイレ待ちの10分ロス。

この時、多くの仲間に抜かれたらしい。

12.1kmの八瀬峠で、トイレ待ちをしているのびちゃんをパス。

この後、31kmまでいつ果てるともない林道が続き、ほとほと飽きた。

やっと林道が終わり、二本木峠に向けてのトレイルになるが、ここでも遅い男子がいて、後ろに数珠つなぎの列。こういう時は道をあけるべきだ。

稜線は道が広がり、やっと自分のペースで走ることができる。

コース半分の36km地点でちょうどお昼となり、ベンチもあったのでランチ休憩。

この時、サブちゃんが追いついてきた。

 

ブナやカシの巨木が生い茂る稜線は、丹沢あたりとは違った植生の感じで好ましい。

コース最高点の猫越岳(1035m)に差し掛かるあたりから、いよいよ本日最大の問題のぬかるみ道が出現し出した。

ベチャベチャな泥ではなく、たくさんの人に踏まれ、練られてできた柔かい餅状の泥濘。

トレイルの中央には20cm以上の轍ができるくらい、泥の厚みが厚い。

最初は滑らないように歩いていたが、いつか松本大さんがネットで紹介していた、足を前にスライドさせる走法を試してみることにした。

やってみると、これがこの厚い泥に対しては極めて有効。

滑りながら足を前に出す感じで、けっして後傾になることはなく、もちろん尻もちもつかず、スピーディーに下れる。

普通の道でこれをやると、木の根っこなどの障害物に躓いて前に転ぶ恐れがあるが、この厚い泥ではそれら障害物はすべて泥の下。

泥が適度なクッションになって、膝やももへの負担も少なく、気持ちよく下れる。

滑らないように一歩ずつ下るランナーたちをしり目に、泥下りではごぼう抜き状態。

逆に下りで息が上がるくらいだった。

 

42km地点で森林が切れ、伊豆らしい背の低い笹原の向こうに富士山が。

この時がまだ元気で景色も良く、泥下りも楽しかったので一番気分が高揚した時期。

44.2km A2仁科峠に着いた時、MORIちゃんが出るところだった。なかなか速いね。

A3土肥駐車場までは、稜線をいく11kmの道。

A2を出た時間は閉門26分前であまり時間的余裕はなく、舗装道を交えたトレイルを休まず淡々と走る。

A3にインしたのが閉門30分前の16:30、4分挽回。

MORIちゃんが待っていてくれ、その後JIFUちゃん、サブちゃんと次々インしたので待って、4人揃って最後の区間に出発!

この時点では完走間違いなし、と思って遠足気分だったが、のんびり歩いていては到底間に合わないとわかり、暗闇の迫る達磨山の斜面を駆け下った。

暗くなってからは4人それぞれのペースとなったが、結局4人とも13時間30~40分の間に無事ゴール!

熱く長い一日が終わった。

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