UTMB⑦
◆雑感
ゴールできたのはよかったとして反省点、
課題も多数。
★トレイルの印象
特別、トレイルが固いとの印象はありません
でした。雨によりぬかるんでいたことが
影響していたのかもしれません。
日本で過去に参加した、状況の違うトレイルを
一緒にした感じ。
いろいろなサーフェスが体験できます。
結果、足裏はしっかり痛くなりました。
★外国人ランナー
登り⇒ガシガシ上る⇒抜かされる、
下り⇒ガンガン下る(1部)⇒1部抜かされる、
平坦⇒あんまり飛ばさない。⇒そこそこ抜く。
結果、ほとんど抜かれていた印象しかないの
ですが、エイド間の順位を見てみると、
順位がだんだんと上がっている?!
(おなかPP区間は除く)
おそらくエイドの滞在時間だと思われます。
ボクは各エイドとも2、3分くらいしか
いませんでした。各エイドとも、ごった返して
いたため、そこでごぼう抜きしたのかと。
レース中は同じ人間それほど違わないな、
なんて思っていましたが、後半ペースダウン
するにつれ、外国人ランナーのペースにつられ、
(“つられ”といっても平坦な部分での
ゆっくりペースにつられた)
全然、自分を出し切れないラストを迎えて
しまいました。
(そのためレース後のダメージはあまり
なかった。)
★レース展開
前述したように、心拍、下り坂での脚温存は
よかったのかと思います。
タイムを意識するのであれば、検討の余地は
あるのでしょうが。
100mileレースとなるのであれば、
これらは最後まで意識すべきだと
思いました。意識しても、いずれ貯金は
使い切ることかと思います。
★補給
エイドは大いに活用すべきでしょう。
食べるものさえ間違わなければ。
(チーズ、サラミなどを避けて、バナナ、
シリアルバー、パン、スープ等をとる)
荷物軽減という意味でも、有効なはず。
★おなかPP
過去レースでも、こうした経験、おなかが
ゆるくなる感覚はありました。
これまでは、距離も短く、幸いゴールするまで
大事には至りませんでしたが、
由々しき事態です。原因を考えてみるに‥。
①おなかが冷えた⇒第一要因は間違いなし。
聞くところによると腹巻をしてはしるランナーも
いるとか。
②ジェル⇒ボクの考える最大要因。
今後のレースにおいて補給食の選定、
ジェルの使用頻度については十分に考えないと
いけない。
パワーバーのような固形物で走り通す
⇒消化効率は?内臓疲労時は?
ジェルの種類を変える
⇒同じ症状が出るかも。基本ジェルは不味い。
バーとジェルを織り交ぜる
⇒これがレース状況に対応しやすいか
③水分摂取量⇒気象条件に比して多すぎた?
このあたりは経験でなんとかしないと。
★ハイドレについて
生来の面倒くさがりが生じて、ハイドレに
水を補給することを怠り、
途中で水切れになること過去数度。
給水のしやすさは捨てがたいが、
視覚管理できない、ザックを下すのが
面倒である等の印象は払しょくできず、
同じ過ちを犯しています。
ボトルを給水の中心とすることを検討して
いかなければなりません。
★防寒対策について
ボクはファイントラック、ランシャツ、
アクティブシェルで通しました。
(もう一枚持っていましたが、未着用)
下はハーフタイツ、ランパン、ゲイター。
動き続けていれば、それでも大丈夫でした。
しかしエイドで止まると途端に冷えます。
とにかく寒いので、防寒対策は万全に!
CCCでは多くの人がエマージエンシーシート
を腰に巻いて、走っていたそう。
金のスカートをはいているようで壮観な図
だったとか。
★その他装備品
夜間はモヤがかかっていたため、
視界の悪かったこと!
照度の高いライトがほしい!
(ペツルのnao買ってくれば良かった)
★シューズ
耐衝撃の厚底がよいかと。
Hokaを履いているランナーも多かったです。
日本のトレイルのように、木の根が露出している
ということもないので、
Hokaのようなシューズはより有効であると
考えれらます。
なにはともあれ素晴らしいレースです。
もし、行かれることを検討されている
ランナーさんがいれば
是非!
Makobouさんご夫妻頑張って!
ボク自身も正規のルートを走ったわけでは
ないので、再度UTMBを目指します!
あ~疲れた。