今日は、東日本大震災復興支援チャリティーマッチ　がんばろうニッポン！「なでしこジャパンvsなでしこリーグ選抜」で国立競技場。

何時もの様に試合運営、演出のお手伝いで国歌歌手のアテンドを担当してきました。

普段このblogには仕事の事はほとんど書きませんが、ちょっと良い話があったので、記しておきたいと思います。

今回の国歌歌手は倉木麻衣さん、2度目の登場になります。

彼女のプロ意識、そしてファン、サポーター、選手、スタッフへの心遣いには毎回頭が下がる思いなのですが、今回も両チームの選手全員にご自分のCDにそれぞれの選手の名前を書いたCDをご用意して戴きました。

いつもは、そのようなお土産を戴くとチームのスタッフを通して選手にお渡しするのですが、今回はサッカー協会の取り計らいで試合後直接ロッカールームでお渡しする事になりました。

選手のロッカールームは何度か入ったことはあっても女子のロッカールームは当然初めての経験！

入り口で躊躇して倉木さんだけを案内しようとしたら女性主務の方から男性も大丈夫と言われ、、、恐る恐る秘密の花園に入る気分でした。

そこで、お一人づつ選手にサイン入りCDをお渡しして終わる予定が、選手一人づつと記念写真、そして全員と記念写真、そして最後は選手達から選手全員のサインが入ったTシャツを戴き、大感激の倉木麻衣さんでしたが、ここで終わらないのがなでしこの皆さんです。

その場のアドリブで何と倉木さんの歌を大合唱！

素晴らしい光景でした。

この後はリーグ選抜のロッカーでも同様に選手の皆様と友好を深め、スポーツ界とエンタテイメント界の素晴らしい橋渡しに立ち会えたのは僕自身大変光栄でした。

なでしこの強さはピッチ上でも十分発揮されていますが、この光景を間近で見て思ったのは彼女達のホスピタリティ、人としての思いやり、優しさです。

これは、不遇の時代を乗り越えてきた彼女たちだからこそ出来る人に対する思いやりなのでしょう。

9月からのオリンピック予選、心から応援して行きます。