函館マラソン
走った、食べた、飲んだ!
またまた風が強くて大変だった。
調整なし・ノープランで走った割にはタイムが良かった?やっぱ筋トレが必要かな~。参加賞が最高!
詳細は後日、時間のあるときに。
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函館は家内の地元でおなじみの地。そこで初のフルマラソンが行われるというので、行ってきた。
函館は空気も景色も良いから走っていて楽しそう。それに食べ物が美味しいからアフターランも楽しめる。残念ながら日程の都合上、家族は着いてこなかったが、家内の職場の同僚2人が出るというのでご一緒させていただいた。
天候は前日から暴風と雨。大雨警報も出ていた。当日は2日前の予報では一日じゅう曇りということだったが、結局、前日と大差ない天気に。
会場に着いて参加賞を受け取ると大きな衝撃を受けた。
立派なキャップに加え、リュックももらえたのだ!参加賞の豪華さはこれまでに出た大会でナンバーワンではなかろうか。
スタートは陸上競技場から。ハーフとフルの選手がごちゃまぜに並んで同時スタート。ただしグループ分けはあり、エリート招待選手、実業団・学連登録選手、一般の陸連登録者、その他一般参加者の順に並ぶ。
僕は家内の同僚のコバジュンさんに勧められ、一緒に陸連登録者の最前列に並んだ。エリート選手(川内選手もいたよ)と実業団・学連登録選手は合わせて数十人なので、スタートラインはすぐそこ。
寒いし、雨が降ったり止んだりなので、当初は雨合羽を着たままのんびり走ろうと思っていたが、せっかく陸連最前列に陣取ったので、トラベルdbのバイクジャージをアピールすべく(NHKのランスマの取材も来てたし)、カッパを脱いでスタート。最初だけ前の方を走って、すぐにまたカッパを着ようと思っていたが・・・
号砲が鳴るとみんなすげえ速い。うわああ、このペースじゃ100m走るだけで消耗しちゃうよ。競技場を出るときにはすでに目立つのはあきらめてペースを落とした。
結果として1キロの通過は4.09。何とも微妙に良いペースになってしまった(ちなみに大会主催者によるキロ表示は、序盤は5キロまで見当たらなかった。強風のため撤去していたのかも)。
気持ちいいから、適当にこのまま流れに乗って走っちゃおう。といってもサブスリーを狙う気はなし。
最初の海岸線沿い(漁火通り)は追い風。軽い、軽い~♪しかし空港に向かう道に入ると登り坂に。とはいえ、まだやや追い風なので比較的走りやすい。コース図によると、この坂のピークが標高としては一番高いのかも。結構、楽じゃん。
・・・と思ったのは大間違いだった。
当然、折り返すと暴風が向かい風になった。しかも空港の先は意外にアップダウンが激しい。下りで追い風だと最高だけど、登り坂に向かい風が重なるとマジきつい。
再び漁火通りに出てからは、がっつり向かい風を10キロにわたって受け続ける。時おり左手の海を見ると大時化。はぁ、ハーフまではサブスリーペースを維持して、その後は4分半で行こうっと。
ハーフの表示は特になし。ガーミンで21.5キロくらいに来てからペースを落とした。この気象条件でも、平均4.30なら割と楽に走れる。
谷地頭の市電の駅(現地では「電停」っていうみたい)の折り返しは久しぶりに大きな坂。この辺りはハーフのペースの遅い人たちと合流して走りづらく、給水をあきらめた。
30キロに来てもまだ余裕がある。このまま4.30で最後まで行くと、3時間3、4分でゴールできる。なんと、全く予想もしていなかったPBが手に届くところにある!よーし35キロまで平均4.30で行って、その後、少しペースを上げるイメージで行くぞ。
赤レンガ倉庫の脇を通って、「ともえ大橋」にさしかかる。横浜マラソンの高速道路を思い出す高架道路のコース。本来は海の上を走って景色を楽しめるところなのだろうが、今日は嵐で眺望はなし。この上りがきつい。しかも暴風が真正面から吹き付ける。うげええ。32キロのラップは初の4.40台。しかも坂も向かい風もまだ続く。33キロは4.50。これで一気に体力を奪われた。
もう上り坂が終わってもペースを上げる余力がない。しかも今わたってきた橋を後でもう一回上って下らなければならない。これは5分を切るペースを維持するのが精一杯かも。
ベスト更新はもう無理。このままキロ5分で行けば3時間8分か。何とか7分台ではゴールしたい。
39キロ辺りで最後のエイドがあったが、もう残りわずかなので水も取らずに先を急ぐ(後で知ったが、ここのエイドが超ゴージャスで海鮮丼やら羊羹やら美味しいものがたくさんあったらしい)。
40キロ通過は2時間56分台。ここから4分半のペースに上げれば3時間6分台でゴールできる!
と思ったらまたスゴイ向かい風。結構ペースを上げたつもりだったが、後でタイムを見ると全く上がっていなかった。
結局、3時間7分24秒でゴール。
あー、しんど。この間のかすみがうらに比べるとマシだったけど、ひどい天気だった。コースは最後のアップダウンがきつかった。
あまりまともに準備をせず、普通に走っただけ、しかもこのコンディションでこのタイムが出たのは地力が着いたから?? でも先週の5000mはさんざんだったんだよね。
今回の結果を踏まえ、秋にサブスリーに挑戦するのにあたり、何が足りないかと考えてみると、筋力・筋持久力なのではないかと思えてきた。
30キロくらいまでは、良いペースで楽に走れるが、その先は筋肉の疲れで良い姿勢が維持できず、ペースが落ちる。それに終盤は足攣り(の兆候)にも悩まされる。この問題を克服するだけでサブスリーは行けると思う(それ以上を目指すとなると他にも課題はあるわけだが)。
これからは筋トレをもっと戦略的にやっていこうかな。