厚底で比叡山へ。
いつもビブラム・ファイブ・フィンガーズを中心にミニマル系シューズを履いているが、反動でめっちゃ厚底のTECNICAのトレランシューズ、DIABLOを衝動買いしてしまった。
不整地でアップダウンの多いトレランと基本平地のロードでは足の動きも当然違うはず。特に僕は下りが大の苦手で、転びそうになるからいつもポールを使い、それに支えられてよちよちと下りる感じだった。
こんな僕でもこのシューズなら滑らかに下れるんじゃあないかな?とかねてから目をつけていた。
ポールは一応携行するものの、使用しないで走ってみた。イメージとしてはキリアンみたいに両手を広げてバランスを取る工夫をしてみた。(傍から見たら山で阿波踊りでもしているようだったかもしれない。)
それでも予想以上に走りやすかった。下りは底が反り返っているおかげで、ローリングするみたいにスムーズに行けた。これだけ底が厚いと足首の靭帯を伸ばしそうに(要はくじく)なるかと不安だったが、がっちりとホールドしてくれて大丈夫だった。
ポールを使わなかった分太ももを中心に、負担が増して、後半はかなり足に堪えた。明日の筋肉痛が心配。超回復でまた足が強くなるといいな?
途中、ハンガーノックになったのか「朝ごはんちゃんと食べたのにもう動けへん。」と泣きじゃくる女性と、なすすべもなく見守るパートナーの男性のカップルが往生していたので「甘いもんちょっと口にしたら、すぐ元気になるでー。」と万一のお守りに携行していたピットインリキッドを差し上げた。回復していればいいなあ。
山頂はかなり気温が低く、比叡山ケーブルも冬季休業中で人は少なかった。快適なトレランだったが一人なので、また滑落しないように気を付けないと。