勝田全国マラソン~詳細
◆ 前日
経由地の東京であれこれショッピングでウロウロする。
夕方、前泊地である水戸へ。
ご当地B級グルメらしい「スタミナラーメン」を食す。
ラーメンの上に野菜炒めとアツアツあんかけを乗せたラーメン。
少々味が濃かったけれど、おいしい)^o^(。そして早めの就寝。
◆ スタートまで
時間を間違えて、スタート5時間前に起床。
朝食はカップうどん+おにぎり。
支度を済まして、まだ余裕があったから二度寝。
9時ころホテルを出て、勝田へ向かう。
天候は穏やかで、暖かい。寒さを覚悟していたから、
ホッとした。
会場につくと、大勢の人!
1万人を超える大規模レースだけあって、迫力がある。
手持ちのウィダーインゼリーを食べて(飲んで?)
荷物を預ける。さすが歴史のある大会だけあって、
大勢の人をスムーズにさばいている。
トイレに行ってスタート30分くらい前に
スタート地点に並ぶ。
★ 装備
TNFの半袖ランシャツ、c3fitのアームウォーマー、
アシックスのランパン、ドライフィットの靴下、
アディゼロ匠ren
ジェル2つ、BCAA1つ、塩熱タブレット5つ(うち3つ消費)
◆ レース~ハーフ
スタートをストレッチ等しながら待つ。
レースに臨む高揚感などはなく、奮い立たせる言葉も無い。
静かなもの。そしてスタート。
スタート地点までのロスタイムは30秒。
最初はごちゃごちゃしているが、
すぐに広い道路に出るため、比較的早くペースは安定する。
そうはいっても、スタート直後は皆、速いので、
ラップペースを見ながら、努めて冷静に。
靴ひもが緩かったのか、右のシューズの中で足が動いてしまう。
(レース後大きなマメが2つ出来ていた)
★ レース展望(ざっくり予想)
最初の10Kくらいはキロ4:20前後
⇒ ハーフくらいまでキロ4:15前後
⇒ 30Kくらいまでキロ4:10~4:15
⇒ それ以降4:10前後
これくらいならサブ3到達できるかな?
気温はちょうどよし。暖かそうだったので手袋ははめなかった。
カラダは思った以上に軽い。序盤ということもあるが
ジョギングをしている感覚。
ペースが安定するまでは、ラップペースをたびたび確認。
序盤は比較的、フラットなコースだけれど、ところどころ
アップダウン有り。
身体的な負荷を変えないように気を付ける。
だから、下りは少し速くて、上りは少し遅い。
それと、思った以上に風が強かった。
真正面からではないにしても、向かい風が多いように感じる。
暖かく、日差しのある天気は走っていると暑くも感じるが、
風が吹いているため、アームウォーマーをとるほどでもない。
でものどが渇く。
15Kすぎたくらいからコースが変わり、向かい風からは逃れられる。
◆ ハーフ~30K
ハーフを過ぎたあたりから意識的にペースを上げる。
上げるといってもキロ当たり数秒程度だけれど。
それでも、前方のランナーをどんどん抜いていく。
抜きすぎじゃないか?と不安になるくらい(・・;)。
でもラップペースを見ると、
特に自分が飛ばしているわけでもないみたいだし‥?
疲労で落ちてきている人が出始めているのかな?
ここまで疲れは感じていない。
でもいつガクンってくるかわからないので、慎重に。
◆ 30K~35K
沿道の応援は途切れることがない。
私設エイドの数も多くて、このレースが地元に
受け入れられているのがよくわかる。
★ 私設エイドの中にはコーヒー牛乳エイドがあって、
すごく飲みたかったのだが、走り始めて数キロで
尿意を催し始めていたこと、飲みなれないものを
飲んでおなかに変調をきたさないか心配だったので、
泣く泣くパスした(T_T)。
30Kを過ぎても、疲れはほとんど感じない。
かえって心配になる(*_*;。
ここらだったか小学校の前で学生さんのブラスバンドが
「あまちゃん」のテーマを演奏し始める。
なんだろう?「あまちゃん」のテーマって
テンションあがるな~(^0_0^)。
ついついペースが上がってしまう。
レースも終盤に差し掛かり、沿道からの応援にも
「ぎりぎりサブ3~」とか「サブ3できるぞ~」とかいう声が
ちらほら。
まあ2:55以降を目指すランナーさんだったら、
沿道の人から見ればギリギリなんだろうな。
サブ3を目指す人にとっては、そこでの1分が
大きな意味を持つのだが。
◆ 35K~ゴール
35K。ここまで少しずつペースを上げていたこともあり、
息は少しずつ乱れてきている。
でも苦しいとは思わない。
走っていると、これまでの事とか、いろいろ頭に浮かんでくる。
だから、これまで苦しい練習を重ねてきたからガンバロ~、
とか、ここから辛抱だ~っ!とかは全然思わない。
淡々と進む。
それでも余力を残してゴールというのも、
どうかと思うので、ペースを上げようと試みるが、
アップダウンが続き思うようにペースが上げられない。
やっぱりそれなりに疲れていたのだと思う。
そして、心配事の一つ、脚攣りの兆候(*_*;。
ふくらはぎがピクピクし出したら、ペースを緩め、
収まったらペースを戻すという感じ。
それでもキロ当たりのペースは極端に落とすことなく
最後の直線へ。
計測器を見ると2:58台を表示している♪
じゃあ、せめて2:58台でゴールをしよう。
ここだけ頑張る(^0_0^)。
そしてゴール。
おめでとうサブ3、格好いいぞエリートランナーのオレ(^^)v。
◆ ゴール後
ヤクルトとか、バナナとか、スポーツドリンクとかもらって、
記録証の発行場所へ。
記録証にははっきり2:58台の文字が(^u^)。
ちなみにネットもグロスも2:58台。
これがグロスで3時間オーバーしていたりしたら、
なんかモヤモヤするだろうな、って思っていたから、
一安心(*^_^*)。
スムーズに荷物を受け取り、着替えて、そそくさと駅へ急ぐ。
いつもは疲労困憊なカラダを引きずって、という感じなのに、
今日はほとんどダメージが無い。
35Kすぎはそこそこ頑張ったので、太ももに軽い張りがあるくらい。
ゴール後は“足早に”というくらい身軽に動けた。
帰路につき、電車の中でサブ3について想いを巡らす。
爆発的でなないが、そこはかとない喜びと、安堵。
幸い、大きなトラブルも無く、思い通りの結果を残すことが出来た。
終始レースを管理できていたとも思う。
でも、それは余裕があったから出来ていたわけで、
さらなるタイム短縮は可能だったかもしれない。
まあ、それは今後ということで(^_^;)。
取りあえず、今日はサブ3を喜んでおこう(^o^)丿。