平尾台トレラン40km、ほろ苦レース
レース当日。4:30にバス出発なので、3:00すぎに起きて4:10にホテルを出た。一応こういうときだけはちゃんと起きられる私だけど、それでも、トレイルレースとウルトラはいつも朝早いので、これだけがつらいところ。バスは半分以降、だんだん山を登っていく。5:00すぎに平尾台自然の郷に到着。荷物を預けたら7:00のスタートまで、食事したりトイレにいったり、写真撮ったりして時間をつぶす。
7:00スタート。名簿によるとロングは470人。私は真ん中くらいで出発。しばらく自然の郷の舗装路を走った後、カルスト台地の上りが始まる。まだまだ走れる状態。でも5kmも行くと疲れてきて、上りは無理しない(^-^; 。。。と思ったけれど、女性のマイミクさんがたったったと走り続けて行くのを見たら、頑張らなくちゃーと思って、少し急いで走ってしまった。下りも、「はやー」と後ろで言われる中、駆け下りてみたり。これが後半、足に響いたんだろうな(^-^; 400→600→30mと降りたところが半分の20km地点で3番目のエイドのあるところ。その後、30→600→400mと戻る(一部、コースは重なる)。最初の30→600でひーひー言いながら登るんだけど、これは何とか登れる。その後しばらくゆるい上り下りが続いたあと、このまま帰れるのかと思ったら、体感的には結構きつい上りが2回ほど。その後、すっごい急な下りが待っている。こんなに下らせるなら登らせるなよ~って思った(^^; 実は、このきつい上りの前に、ヒロキさんのゴールのアナウンスが聞こえるのです。もうすぐゴールか?って錯覚しました(実際にはそこから一山あって1時間)。最後の急な下りでは、四頭筋が痛かったので、すぐには降りれなかった。ちょっと段差のきついところは、どうやって降りようかと悩みながら、お尻をほとんどつけながら、そろーっと降りた。(行きならぴょんぴょん飛び降りてたのにね~)右も左も崖なので、落ちたら危ないし(^-^; 実は、2回ほど尾根でつまずいてこけそうになり、危ないところだった。
40kmの中に6回エイドがあるんだけど、5回目のエイドで、たまたま、「キリンレモンが無くなりそう~」っていうスタッフに、別のスタッフが「あと30人くらいしか残ってないから大丈夫」って言うのを聞いてしまった。「え、私、そんなに後ろなんですか?」って確かめたら、そうみたいで。。。。(^-^; (平尾台に来る人はみんな速いんだそうです。リタイヤも今回は470人中5人しかいなかったみたい)順番なんて気にしてないつもりだったけど、あ”~、やっぱり気にしてる~。結構がっくり来てしまった。それからはできるだけ頑張ろうと思ったけど、足が動かない。整体のおかげで、左ハムの付け根はそれほど痛くないんだけど、足全体が痛いような、ただ動かないような。。。?
体調的には散々だったけれど、景色は本当に素晴らしかった。花は高山植物?なのか、小さな可憐な花が道ばたにたくさん咲いていて、言われなくても踏みつけられない。また山桜もきれいだった。林道や竹林ももちろん良かったけど、四方八方見渡せる所が多くて、お天気もよかったし、上に登ると風は冷たくて最高だった。エイドでは、つきたてのあんころ餅と、ふかしたジャガイモ(これらはお土産でも持って帰れる)、それに本当に美味しかったのがレモンの蜂蜜漬け。レモンを食べた後は元気が出た!!
ゴール後には、マイミクさんがしているのを見てついつい、私も頼んでしまった足マッサージ。これが激痛の(だからずっと避けてた)足裏マッサージだった。しかもベテラン風のおじさん。お姉さんたちにしてもらってる人は時々痛そうなだけで、あとは楽しそうに談笑してるのに、、、、私は時々、おじさんを蹴飛ばしそうになりながら、必死に15分以上耐えた。本当は15分なのに、タイマーがぴーぴー鳴ってるのに、気前のいいおじさんが15分過ぎてもマッサージしてくれてた。まぁ、おかげさまで足が楽になって帰れたんだけど(^-^;
また、もう一度来て、リベンジしたいな。何ともほろ苦い平尾台だった。