ゴールデンウイークが始まった。飛び石の30日も休むのでなんと7連休だ。しかしながら受験生を二人も抱え、どこにも行けないので、今年は毎日長距離を走ってみようと思っている。疲労で故障するか、それともアフリカの狩猟民族のような生活が可能なのか、試してみたい。

第一日目の本日は先日購入したナイキ、フリー5.0を素足で履いてLSDをするという暴挙に出ました。

着地時に体重の何倍もの重力が足にかかるので、クッションソールが厚い、がっしりとしたシューズでないと故障しやすいという謳い文句を信じておりましたが、「Born　to　Run」を読んで、もしかしたらそれは違うのではないかという疑問がフツフツとわいてきて、それならばと自分で試すことにしました。

本当ならば、いまアメリカで大流行の「ビブラム・ファイブフインガーズ」が良いのでしょうが、それは現在注文中なので、とりあえず持っているナイキ・フリーで試すことに。

途中で左足の土踏まず（といっても偏平足なので土を踏む）が擦れて痛くなった。これでは皮がむけそうと、思い切って中敷を外した。左右のバランスが悪かろうとついでに右足も外した。

履き心地はまるで地下足袋のようになり、砂利などがあると痛いと思うほど素足に近くなった。

さて、体重の何倍もの衝撃を和らげるため、自然と上下動は少なくなり、踵でなく足の前（フォアフット）で着地するようになる。意識しなくても自然とそうなる。かかとでドスンと着地すると当然脳天まで響く衝撃がありそうで怖いからそんな走り方になる。足底前部で着地するためには当然、少し前かがみになり、お尻を少し突き出すようになるので意識せずとも骨盤が前傾する。

結局、いつもの通り3時間程、走れてしまった。タイムもいつもどおりだし、足の疲労もいつもどおりだ。現在はスピードを抑えたゆったりLSDしかしていないので、スピードを出したらどうなるかわからないし、下り坂での走りがややぎこちない（角度があるので足前部での着地が難しい）ので、まだ良くわからない部分はあるものの、クッションの多い高級ジョギングシューズの優位性は、自分の中では薄れた。

先日購入したばかりのNB966はネットオークション行き。