感謝感謝の初フル!
初フル、無事完走して参りました!
若い頃から、一生に一度はフルマラソン、と思いながら実行に移せずに歳だけ取ってきた私がこの日を迎えられたのも、ハリーさんをはじめ、このブログの諸先輩方の励ましのお陰です。
改めてこの場を借りて御礼申し上げます!
タイムは望外(あわよくばの、の気持ちだけはありましたが・・・)の3:50切り
距離が足りないようですが、それでも一応「サブ4ランナー」と自称しちゃって良いですかね!?
それでは、今日一日の騒動記の始まりです
(長文駄文失礼します。自分の備忘録でもあるので)
<レース前>
4時に起床、一応4時間半眠れました
朝食は、「卵かけ納豆ご飯、バナナ、ヨーグルト(蜂蜜、ポッカレモン、プロテイン入り)」
小田急線の始発に乗り、登戸から南武線に
いたいた、ミッキーさん!
わざわざ小金井5時間走に緊急参戦してくれました
一人であれば緊張する車内も、雑談しているうちにあっという間に武蔵小金井駅へ到着
駅から会場までは一本道を1.5km
案内状の交通案内には「taxi800円またはJOG10分」と書いてありましたが、さすがにJOGの人はおらず、未だ涼しいのでゆっくり歩いて行きました
会場ではミッキーさんの持ってきてくれたシートを使い準備。
貴重品をウエストバッグに入れたり、ワセリン(これもミッキーさんのもの・・・感謝)を足やわきの下に塗ったりと結構忙しい
ここで、skykazさんに連絡を取り、ご挨拶
とても明るい兄上です
お互いの健闘を誓い合いました。
ミッキーさん、skykazさんは5時間走なので、15分遅れのスタート
私はウォームアップの時間が殆どなく、不安のままスタートラインへ
「まあ、先が長いからゆっくり入ればいいか」
とA型のくせに意外といい加減な性格がここでも出ています。
主催者の挨拶で、ペースランナーが紹介されました。
3.5と4時間にそれぞれついてくれるとのこと
後で紹介する給食も含め、走友会のボランティアの方々のサービスには頭が下がります・・・
<序盤>
直前まで、抑えて入るか最初からサブ4を狙って行けるところまで行くか悩みました。
が、ペーサーがいるので冒険してみることに。
スタートするとすぐにサブ4狙いの大きな集団ができたので、後ろの方についてゆきました。
でも、道幅が狭く、鋭角に曲がる場所が多いのでペースが一定しません。
給水は、1周5kmの2.5km付近と5kmに2箇所
そのたび毎にみんなぶつかってしまいます。
そこで、2周目からは給水所でペーサーの前に出てコップを取り、飲んだらまた集団に飲まれる、を繰り返すことにしました。
序盤からトイレに行く人が意外と多かったことが印象的でした
立派な都立公園なので、トイレは十分にあり、私も5km過ぎからもよおしていたので、いつ入ろうかな、と考えながらゆったり走りました
このコースは半分くらいが木陰を走れるので、涼しくて気持ちがいい
また、真ん中で対面通行する区間があるので、知り合いと挨拶を交わせるのも楽しみ
序盤で早速5時間走のお二人と挨拶できました
<10km~>
2周を過ぎると、体がほぐれてペースを上げる人がちらほら
10km過ぎの給水所で、私以外にも何人か前に出たので、集団に戻るのが面倒になりこのまま行っちゃうことにしました。
時計を見ると5:15-5:20ペース
ちょっと速いし、早いなあ、と思いましたが、先頭の「ウルトラマラソン完走」Tシャツを着た女性が素敵だったので、ストーカー作戦発動
他の方が自重していたので、結局2人のランデブー
ところが、3kmほどで彼女がトイレに駆け込んだので、結局独りぼっちになりました。
でも、結果的にはここからマイペースになったので良かったです
4周目に入ったところで、お仲間と楽しげに走っているskykazさんに追いつきました。
RORY「5:15ペースでやばいっす」
skyさん「そりゃ突っ込みすぎたねえ」
RORY「行けるとこまで行っちゃいまーす」
skyさん「がんばれー」
周回コースだとこうした会話でリフレッシュできて良いですね
ところが、この頃から両膝に痛みが
たった十数キロで、いままで経験したことのない痛み
やはり準備運動不足か!
トイレもそろそろ行った方が良いかなあ
でもいいペースだからもうちょっと我慢
こんな感じで中盤を迎えます
<中間点~>
21kmは1時間56分
膝の痛みは一定、心肺や脚は大丈夫
このころから、給食をしっかりとることにした
バナナ、梨、アンパン、人形焼、レモンスライス、塩などなど充実
ポカリは薄くて丁度良い甘さ
きちんとごみ入れに捨てるために給食の最中は歩くことに
20-30秒ロスするけれど、心拍数が落ちて、また次のエイドまで2.5km頑張るぞ、と言う気分になる。何だか、今月繰り返したインターバル走みたいだ
6周目に入り、あと15km
足の裏にまめができた感覚はあるけど、膝の痛みも消えたので、なんだ、あと皇居3周じゃん、と考えてペースを上げてみる
あと15km、キロ5分でいけないかなあ、なんて甘いことを考え始めました。
さすがに腿が上がらなくなってきたので、骨盤を意識して、股関節から前に出すようにしてピッチを上げるようにしました。
ここら辺では、前から落ちてくる人たちを目標にして気を紛らわせていました。
<あと10km>
まだ、足どりはしっかりしていて、いろんなことを考える余裕がありました。
35kmの壁ってあるのかしら?
いつ来るんだろう?
何だか、楽しいなあ、自分がこうして走らせてもらえているのは家族や周囲の人たちのお陰なんだよなあ
てなことを思い浮かべたら感傷的になって、涙まで出る始末
ところが、
きたきたあ!
壁が!
ピッチがガクッと落ちました
これだな!
意識も朦朧とし始め、7周終わったところで、ゴールしちゃって「サブ3.5」なんて書いちゃおうかな、あっ、GARMINだからばれるんだ、などとくだらないことを考えているとあと1周に
がんばれー!
<フィニッシュ>
脚はあがらねど、腕を振って頑張る
同じように、ラスト1周をもがいている方々を目標に
でも、あと2kmのところで坂道があるんだよなあ
と心がが折れそうになっていたら、前方にミッキー姫が!
丁度、坂を上りきったっところで追いつき、このまま併走してゴール、なんて弱気なことを考えていたら、
「がんばれ、RORYー」
って2度も叫んでくれて、背中を押されたような気分になりました。
最後の給食もパス、ラストの直線を頑張るとskykazさんが!
気合で追いつき、言葉を掛け合い最後の元気をいただきました。
そのまま左に折れゴールテープを切りました!
<レース後>
ゴール地点と給食所は至近距離
近づいていくと係りの方が
「お疲れ様でしたー」
とバナナを1本渡してくれました。
それに刺激されてしまい、テーブルの給食鷲掴み
ポカリのみまくり!
まだ走っていた方すみません・・・
ダラダラ給食所にいたら、まだ走っているお二人に会えたので、ここで別れのご挨拶
今日は、娘のピアノの発表会なので、そそくさと家路につきました
<考察・コメント>
11月の本番(つくば)に向けて良いトライアルになりました。
何といっても1100円の参加料でここまで充実したレースとは思いませんでした。小金井走友会の方々には本当に感謝です。
来年も絶対来ます!
走ってみて事前の疑問点がある程度クリアになりました。
・自分の現時点のペース
(時計に頼らず、今日も感覚で走りましたが結果オーライ)
・35kmの壁を実感
・ワセリン・バンドエイドは効果あり
・マメ(水ぶくれ)
事前にJOGして紐の結びを調整する必要がある
・トイレ
結局行かずに終わってしまい所要時間等確認せず
サブ4がかかっていたので・・・
・ウエストポーチ
補給食、携帯、貴重品を入れ500gはあったと思うが
重さを感じなかった
ただし、給食が充実していて、自分のを使わなかった・・・
・ハンカチ
邪魔だった。半袖シャツなら要らない
・練習がレースマネジメントにこれほど役に立つとは!
8月の300km倶楽部、ニセサロマ(距離に対する恐怖心除去)
9月のスピード練(変化への対応)
これから、つくばまでの2ヶ月、ハーフや30km走をこなし、残りの問題点をつぶして行こう!
改めて、私をランニングの世界に引き入れてくれたtravel-dbの皆様に感謝いたします。
ありがとうございました!
そして、もちろん家族にも!